八戸市内バス2010年4月ダイヤ改正の概要

2010年4月1日に八戸市営バスと南部バスのダイヤ改正が行われますが、その改正内容の概要が2月に行われた第4回八戸市地域公共交通会議にて示されました。
今回のダイヤ改正の特徴はなんといっても、平成21年度八戸市地域公共交通活性化・再生事業で検討してきたプロジェクトを盛り込んだものとして実施されることが注目されます。
このページでは、そのダイヤ改正の概要についてご紹介します。
なお、ダイヤ改正は本ページで掲載したものだけではないものも含まれる可能性がありますので、詳細は八戸市営バス、南部バスの公式サイトでご確認ください。

「八戸中心街ターミナル」へバス停名を統一化

１番乗り場	２番乗り場	３番乗り場	４番乗り場	５番乗り場
八戸中心街ターミナル（三日町）	八戸中心街ターミナル（八日町）	八戸中心街ターミナル（中央通り）	八戸中心街ターミナル（朔日町）	八戸中心街ターミナル（六日町）
八戸市中心街は一方通行のため、三日町側（通称・表通り）と六日町側（通称・裏通り）でバス停名がそれぞれ異なり、行きと帰りで乗るバス停が変わることから分かりにくくなっていました。また、乗り場が分からないからバスに乗らないということにもつながっていたように思います。これを解消するため、三日町周辺にあるメインのバス停を「八戸中心街ターミナル」という名称に統一し、さらに副呼称として従来のバス停名を残す形へ改めることになりました。これにより、これまで同じバス停でありながら、八戸市営バスと南部バスで異なっていたバス停名も１つにまとめられることになります。なお、今回のダイヤ改正までには間に合いませんが、各バス停毎に乗り場番号を設けたことから、バス停標識も大型の案内板形状のものに変更される予定となっています。

１．八戸市営バスの改正概要

市内循環線の運行ルート変更
八戸市中心街と郊外SC（ラピア・ピアドゥ）を結ぶ八戸市営バスの市内循環線が新たに沼館にある「シンフォニープラザ沼館」へ乗り入れることになります。これに伴い、「沼館三丁目「シンフォニープラザ」のバス停が増設されます。運行距離が増えることにより、運行回数も変更され、現在１日当たり18本運行されているものが16回へ減回となりますが、約30分ヘッドの運行は保たれますので、利便性に影響はないと思われます。運行ルート：六日町～三日町～本八戸駅～沼館一丁目～シンフォニープラザ～ピアドゥイトーヨーカドー前～ラピア～六日町（朔日町）

日計線（シルバークリニック）の運行ルート変更
八戸市営バスの日計線（シルバークリニック行き）はシルバー病院の施設名称の変更に伴うバス停名の変更、さらに南部バスシルバー病院線の廃止（後述）に伴う足の確保のため、運行ルートを変更することになります。運行本数は小田上～八太郎～中心街間の等間隔運行実施に伴い、平日で５本と若干増発されます。もともと八戸市営バスから南部バスへ移管されたことにより廃止されたバス停が南部バスの路線廃止により八戸市営バスが復活させるという奇妙な経緯を辿ることとなりました。【バス停名の変更】旧：シルバー病院→新：シルバークリニック旧：シルバー病院入口→新：シルバークリニック入口【新たに設置されるバス停】 ●官舎集会所前 ●千葉幼稚園前

日計線（河原木団地南口）の移管に伴う系統廃止（南部バスへ移管）
南部バスの大橋循環線廃止に伴う路線再編（後述）に伴い、八戸市営バスの日計線（河原木団地南口）が南部バスへ移管されることになりました。これにより、八戸市営バスは路線廃止が行われますが、4/1からは南部バスが運行することになります。

運行本数の調整等
新たな施設の開業や利用実態に合わせた運行本数の見直しが行われます。１．鮫線（白銀経由）　●メディカルコート八戸西病院（元のシルバー病院）の開業に伴い、白銀経由大杉平営業所起終点を中央市場起点に　　変更し、平中通～中央市場間の運行本数が増えます（平日で５～６本増、土曜で３本増）。２．鮫線（柳橋経由）　●大杉平営業所7:01発鮫行き、鮫小学校通7:32発大杉平営業所行きを減便します。３．八戸駅線　●西高校前18:59発旭ヶ丘営業所行きを19:02発に変更します（西高校からの要望による）。４．多賀台団地線　●八太郎方面の等間隔運行に合わせた本数調整に伴い、日中の八太郎・三菱製紙前経由を60分間隔、西売市・　　河原木団地経由を午前の六日町→多賀台団地の運行間隔を20分、40分、午後の多賀台団地→八戸中心街ター　　ミナルを25分、35分とします。
バス停名の変更
施設の移転、新設に伴い、バス停名が変更されます。シルバークリニック（旧シルバー病院）シルバークリニック入口（旧シルバー病院入口）メディカルコート八戸西病院（旧中坪）グランドサンピア八戸（旧厚生年金ウェルサンピア）