南部バスツアー
昭和58年式いすゞCSA系「青22か2592」で行く
南部縦貫鉄道(レールバス)の旅
平成21年9月5日〜6日にかけて、南部バス観光株式会社主催のバスファン向けツアー第2弾が企画され、両日共に全国からバスファンが集まり昭和時代を色濃く残すモノコックボディと貴重な旧塗装を見るバスツアーを楽しみました。
また、南部バス初の部品即売・オークションも実施され、好評を博しました。
今回、八戸鉄道・バス研究会では南部バス及び南部バス観光の協力先として、前回に引き続きPR面でお手伝いすることになり、「別館ブログ」にてバスツアーの告知と募集を行いました。
このページでは1日目に行われた「田子・三戸なつかし紀行」の様子をご紹介いたします。
北海道中央バスから本州初上陸となる薪バス「まき太郎」が八戸にやってきました。
バスツアー出発前に八戸営業所にて見ることができたのはラッキーでした。
「まき太郎」は9/5〜6にラピアドゥ・パスイベントに合わせてラピア〜ピアドゥ間の無料運行のために遥々海を越えてやってきたのでした。
まき太郎の車内は三方ロングシートになっていましたが、こうした造りも懐かしいものです。
ちなみに「まき太郎」はトラック、バスなど数台の車両部品を集めて手作りで復元されたものだそうです。
無料運行のため、八戸営業所を出発していくまき太郎。八戸営業所の坂道を唸りながら上がっていく様子が感動的でした。
今日の主役であるCSAが到着したのは出発時刻の20分ほど前でした。 貴重な青ナンバーのいすゞCSA580が今でも現役で活躍しているのは、改めて凄いと思います。
八戸駅西口に到着し、ここから乗車する人たちを待ちます。
出発時刻まで余裕があったので、ここで少々休憩となりました。
八戸駅西口のエスカレーターからCSAが停車している様子を撮影してみました。
八戸駅を出発して向かった先は田子町の池田ファームです。 緑の木々に囲まれた中に池田ファームのレストランがあります。
ランチは高価な田子牛のカルビ焼肉定食でした。
ランチも凝っているのが南部バスツアーの特徴でもあります。
池田ファームにてランチタイムの間に八戸営業所のCJM528号車が合流しました。
次に向かうやずやCM撮影現場に向かうためです。
田子町新田という地区がやずやCMの撮影現場だったそうです。
のどかな田園風景が続く農村地帯でした。
CM撮影現場ではCJMを中心に撮影会が行われました。
リクエストで自由に方向幕を回してもらったり、バスを移動してもらったりして思い思いの構図で撮れる撮影会が行われました♪
青空が広がる田園地帯を走るCJMを見ると、CMのシーンが蘇ってくるようです。 CSAは道路上に待機していましたが、ここは農村地帯ですから、時折トラクターがやってきてバスを移動させるという場面も見ることができました。
緑の山々、砂利道を背景にCJMを撮影すると、のどかな風景だな〜という感じがします。 近くの橋の上で撮影したいというリクエストにも応えてくれて、こうした構図でも撮影できました。
本日の主役であるCSAとCJMが並ぶ光景も撮影できました。 今では見ることができない根城大橋・浄水場経由小中野バスセンター行きも貴重な行先表示です。
やずやCM撮影現場の次は昭和時代のノスタルジーを感じる南部バス三戸営業所へやってきました。 ここでは最後1台となった南部バス旧塗装LRの撮影会が行われました。
南部バスの貴重なバスが3台並ぶシーンも、このバスツアーだからこそ実現した1コマです。
南部バス旧塗装LRの運転台です。
ギアレバーが時代の流れを感じます。
今では貴重なバス車掌用のブザーボタン。
ツーマン時代のバス車掌さんが立つ中扉付近の様子。 車掌用機器類もフタを開けて見ることができました。
今では当たり前となった路線バスのワンマンですが、かつては「ワンマン」という表示を出していましたね。 私は所用のため、廿三日町でCSAを下車して見送りました。

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