はちのへ市営バス運行情報

待望の八戸市営バス全路線の運行状況がインターネットや携帯電話、主要なバス停で分かるようになる
GPSを採用した最新型の運行情報システムが平成21年3月1日から正式に運用開始されることに伴い、
前日の2月28日に八戸市中心街の三日町(さくら野前)停留所にて、盛大な除幕式が行われました。
今回は除幕式とシステム運用開始至るまでの簡単な経緯についてもご紹介したいと思います。


(上記のlロゴからリンクします))
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※WILLCOMは未対応

これまで平庭、多賀代団地、中居林等には、パタパタと表示が回転する発車案内が設置されていました。 バスが接近するとオレンジ色のランプが点滅し、発車時刻、行先、経由地が表示されるようになっていました。
八戸駅、本八戸駅にはLED式の発車時刻案内が設置されており、本八戸駅には中心街方面、郊外方面と分かれて行先に向かうバスが近づいてくると表示が点灯する仕組みになっていました。なお、本八戸駅に導入されたシステムは昭和57年から導入されていたものです。 多賀台団地にも中居林や平庭に設置されたものと同じ、回転式の発車案内装置が設置されていましたが、新しい運行情報システム導入に伴い、平成21年1月13日を以て旧システムは取り外され、新しい運行情報システムの表示器が設置されました。
これまで発車表示器がなかった旭ヶ丘、大杉平営業所内の待合室にも42型ディスプレイによる案内表示器が設置されました。 労災病院通にも金属の箱が設置され始めました。最初は何だろうと思いましたが、これが新しい運行情報システムのものだとすぐに直感で分かりました。
バス停に並んで設置された新しい発車案内表示器です。上屋に設置できるタイプではない場所には、自立型の表示器が設置されました。 多賀台団地に設置されたものは、LED2段表示のもので、先発・次発が表示されるタイプのものとなりました。
労災病院通に設置された表示器内にはLEDを設置できるように配線工事まで行われれていました。 十三日町は中心街であり、バスの運行本数も多いことから先発、次発、次々発と3段表示可能なものとなりました。なお、3段目の次々発には運行状況の他に市営バスのPRも表示可能になっているようです。2月中旬からはシステムの調整が行われ、調整中表示が出ていました。
2月下旬になるとシステムのテスト運用が開始されました。 はちのへ市営バス運行情報システム除幕式と書かれた立て看板です。除幕式は、三日町(さくら野前)でおこなわれました。
掃除も念入りに行われ、赤絨毯が敷かれて準備万端といった様子で準備作業が進められていました。 さくら乃野前にある「まちの駅はちのへ」では、新しく導入した運行情報システムの概要説明のため、プレゼン用のスクリーンが設置されていました。
除幕式の準備も整い、後は関係者の到着を待つだけになった三日町(さくら野前)のバス停です。 招待者はバスロケ導入に向けて検討を進めてきた検討委員会のメンバーが中心だったようです。
寒い中ということもあり、市長挨拶は「まちの駅はちのへ」にて行われました。バスの利用を呼びかける挨拶もありましたが、バスは赤字でも仕方ないという後ろ向きな発言が気になりましたが。 除幕式は市長、利用者代表等で「どうぞ」の一言と共に行われました。できれば除幕式の前に撮影するチャンス時間を与えてくれれば良かったんですけどね。
除幕式が行われて、表示器が現れました。 除幕式に参加した人たちによる記念撮影の後を市営バスが走っていきました
記念撮影にて嬉しそうな表情をしている関係者の人たちです。この人たちもバスを利用してくれているんでしょうかね? 発車表示器の下に、中心街の市営バスのりば案内が掲載されるようになりました。
これで少しは行先別にどこのバス停からバスに乗れば良いのか、分かりやすくなりましたね。
ただし、南部バス・十和田観光電鉄の情報は一切掲載されていません。まだ縦割りなんですね、バス業界は・・・。
営業所内に設置された大型ディスプレイはテスト運用中には何も表示されていませんでした。 大型ディスプレイには多くの情報が掲載できるため、多くのバスが一度に案内できるメリットを最大限に活かされていると思いました。
これで待合室の中で、バスが到着するまで安心して待つことができるようになりましたね。


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