八戸地域生活交通検討委員会
予約式ふくちふれあいバス・レポート
今回の実証実験では2種類の車両が使われています。
1つはジャンボタクシーで、こちらは八戸タクシーが運行委託を受託しています。
もう1つは今回の実験の目玉であるノンステップバスによる基幹バスの運行です。
こちらは南部バスが運行委託を受託しています。

ジャンボタクシーは八戸タクシーの自社車両を使って村内バスを運行してますが、南部バスには
ノンステップバスが存在しないため、メーカーまたは交通エコロジー・
モビリティ財団より車両を借り受けて運行しているようです(詳細不明)。

運行期間は平成16年11月17日から平成17年2月4日までの約3カ月間ですが、年末年始に当たる
12月31日と1月1日は運休するようです。

利用者は福地村民が対象となっていますが、一般利用者も利用できます。
ただし、村内バスは予約センターに電話予約する必要がありますので、村民ではないと利用しにくい
と思います。
DRT(ジャンボタクシー)車両「村内バス」 基幹バス車両「ノンステップバス」
村内西線・東線に使用
されているジャンボタク
シー車両です。
車体前・側面に「ふれあ
いバス」のシールが貼り
出してありました。
おそらく八戸地域では
初登場ではないかと
思われる日産ディーゼル
+西日本車体のノンス
テップバス。
スペースランナーですね。
車両前面にもシール
が貼り付けてあります。
こちらもジャンボタクシーと
同様に車体のあちこちに
シールが貼り付けられてます。
行き先表示は車内から紙を
吊り下げるだけの簡易的な
ものになっています。
シールを拡大してみる
と、こんな感じです。
実験期間、予約センター
の電話番号、運行主体が
書かれていました。
シールを拡大してみると、
こんな感じです。
ジャンボタクシーとは色分け
されて赤色になってました。
村内西線・東線のジャ
ンボタクシーは、八戸
タクシーが運行している
ものでした。
後部方向幕にも、シー
ルが貼り出されていました。
車体後面です。
シールが上部に付いて
います。
どこから見ても、実験車両
だと一目で分かります。
車体後面です。
日産ディーゼルの名称
が書いてありますが、肝心
の運行事業者がどこか
書いてありません?
車体を反対から見た
感じです。

四方ともシールが
ありますね。
ノンステップバスで前中扉
タイプですが、今回の実験
では前乗り前降り方式と
なっているようです。
中扉は締切り扱いとなって
いるとのことでしたが、車椅
子利用者は中扉から乗車
するそうです。
取り付けられた運賃箱の
アップです。
うーん、どこかで見た記憶
がありますね?

実は南部バスに運行委託
されており、八戸営業所が
担当営業所になっています。
整理券発行機も付けられ
ていましたが、古い機械
みたいですね。
どこかから取り外されてきた
のでしょうか?
車内は中扉までノンステ
ップ構造となっていて、
後部席は1段ステップを
上がる方式となっています。
車内は前半分がロングシ
ートになっていました。
車椅子利用者がいる時に
は、シートがはね上げられ
ます。
運転席上の方向幕付近
には運賃表があります。
100円刻みで分かりやすい
運賃となっていました。
でも、最高が500円ですから
路線バスより安く設定され
ていますね。
運転席後部には路線図が
貼り出されていました。

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