階上町コミュニティバス運行式レポート

平成21年4月1日より階上町内の全域をカバーする「階上町コミュニティバス」運行が開始されました。
南部バスの一般路線廃止に伴い、階上町では2年間にわたり「生活交通検討委員会」を設置して検討・試験運行等を行い、今回の運行開始に至りました。
運行ルートについては、全町内を回るよう「東部循環線」、「金山沢線」、「田代線」、「蒼前線」の4線に分けて、階上町役場の裏手にある「ハートフルプラザ」を乗継休憩拠点にして、全てのルートがハートフルプラザ発着で運行されるようになりました。
今回は平成21年4月1日に行われた運行式の様子をお伝えするとともに、階上町コミュニティバス路線の概要についてご紹介したいと思います。


「はしかみキッズ」というキャラクターシールがバスボディに貼られていましたが、コミュニティバスのキャラクターなのかどうかは分かりません。 南部バスと階上町コミュニティバスの新しい停留所として「ハートフルプラザはしかみ」が設置されました。ここが乗継拠点となります。
南部バスでは階上町コミュニティバスに合わせて2台のエアロミディを専用車として導入しました。
こちらは520号車。
エアロミディの後部には「乗降中」ランプが設置されています。
もと兵庫県内の学習塾でスクールバスとして使われていたものを中古車として導入して改造し、コミュニティバス専用車としました。
もう1台の専用車であるエアロミディは、521号車。
南部バスとしては初の三菱車による一般路線車となります。
エアロミディの車内は中古車ながらも路線バス仕様になっていました。もともと購入した時から路線バス仕様になっていたそうです。
吊り革も設置され、朝夕の通学時間帯でも対応できるようになっているのが特徴です。 側面には「階上町コミュニティバス」と大きく書かれたロゴと行先表示板が設置されています。
前面には自動方向幕が設置されています。
画像は田代線の田代番屋行き。
蒼前線はみうらクリニックという医院で折り返し運行するようです。
階上町コミュニティバスには、階上町にある北日本中央観光バスも階上町の委託を受けています。 ハートフルプラザはしかみには、南部バスの一般路線も乗り入れ、コミュニティバスとの乗り継ぎができるようになっています。

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