東北新幹線八戸開業1周年記念の様子

平成14年12月1日に東北新幹線八戸開業を迎えて、早くも1周年が経過しました。
”はやて効果”とも言われた新幹線景気は、八戸のみならず青森県下一帯に広がり、観光産業を中心として広く経済効果を
波及させることに成功しました。
新幹線開業後ブームから1年が経過してからも、相変わらず旺盛な需要に恵まれる「はやて」。
フル規格新幹線が地元に与える経済効果と波及効果をまざまざと見せつけたと思われます。
地元でも開業1周年を契機として、さらに「はやて効果」を持続させるべく、開業1周年前日と当日の2日間に渡って、
さまざまな催しを開催し、来県した観光客を歓迎していました。
管理人は開業当日はあいにく平日ということで現地にいることはできませんでしたが、開業1周年前日の賑わいの様子を
お伝えするために八戸駅へ出かけてみました。
ここでご紹介する写真は、いずれも
開業1周年前日の平成15年11月30日の様子です。
八戸駅に隣接するユートリーで
は、「日本一の特産一大集合&
八戸旨いもの試食販売大市」を
開催し、多くの来場者で賑わって
いました。
駅前に設置されていた開業1周
年イベントの内容です。
これだけびっしりとイベントが行
われていたんですからね。それ
は驚きです。
数的には開業時よりも上回って
いました。
多目的ホール内には、あちこちか
ら集められた名産品を販売する
屋台が設けられ、多くの人達がめ
いめいに買い物や試食を楽しん
でいました。
駅東口側に設置された開業1周
年の横断幕。
ユートリーから八戸駅に向かう踊
りのイベントをやる人達を撮影し
てみました。
この日のために、猛練習を積んで
きたんでしょうね。
駅コンコースの中央では、特設ス
テージを設けてさまざまなイベン
トが行われていました。
踊る人達は結構長い行列でし
た(^_^;
駅コンコースの全景。
開業時よりは人が少ないですね。
ユートリーで開催していたイベン
トの告知ポスターです。
太っ腹にも全国送料半額という
ことで、つい私も東京へのお土
産を買って、発送してしまいま
した(笑)
横断幕の縦バージョン。
ユートリー1階の玄関ロビーに
は、1年中八戸三社大祭で使わ
れた山車が展示されています。
今ではユートリーのシンボル的
な存在です。
在来線のLED表示の仕方にも変
化が出ていました。
以前は、
盛岡(IGR)
という表示でしたけど。
見づらかったんでしょうね。きっと。
八戸駅東口の駅前広場でも、所
狭しと屋台が並び、とても安価な
値段で八戸の美味しい食を楽しむ
ことができました。
駅前とコンコースは開業1周年記
念イベントで盛り上がっていまし
たが、新幹線ホームはいつもと
同じように平穏な雰囲気でした。
こちらは青森名物ほたての貝焼
きです。
うーん、旨そう!!
こちらも運転開始から1周年が経
過した「つがる」と「白鳥」。
新幹線アクセス特急として活躍し
ています。
利用者も対前年比よりも2割ほど
増えて、はやてとの連携もスムー
ズであることが分かります。
いわしひえめしというのも発売さ
れていました。
これは食べたことないですね。
屋台では大きな拡声器を使って、
懸命に客寄せをやっていました。
でも、近隣住民に迷惑なんじゃな
いだろうか?という音量でしたが。
はやて効果の恩恵を受けることが
ない青い森鉄道とIGRいわて銀河
鉄道も1周年を迎えました。
全線1日フリーきっぷを発売する
等のイベントがありますが、華や
かさに欠けていました。
やはり厳しい現状なんでしょうか。
タクシー乗り場側にも浜値市場が
できるなど、随分とイメージが変
わりました。
IGRいわて銀河鉄道で付けられ
た1周年記念ヘッドマーク。


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