2003年度に当時の市長へ「八戸市営バス事業検討委員会報告書」が提出されたのを受け、2005〜2006年度にかけて八戸市営バス7路線が南部バスへ移管されました。 移管に際して運行費を市から南部バスへ移管後3年間に限って負担することを条件に移管され、運行を継続してきました。 しかし、八戸市営バスで採算性が厳しかった状況は南部バスへ移管後も改善することなく、2008年3月31日で3路線が廃止され、残る4路線も減便や運行区間を短縮するといったてこ入れが行われたものの、状況は改善することがありませんでした。 このような状況において、一日市線については運行区間の短縮、減便を行った上で赤字分を南部バスが自社負担して存続させ、日計線(八太郎・製錬所前経由)、大橋循環線は2009年度は赤字分の一部を南部バスが自社負担して存続してきました。 ところが利用者減少に歯止めがかからず、シルバー病院線、大橋循環線については2010年4月1日ダイヤ改正において、八戸市営バスの日計線(中心街〜本八戸駅〜河原木団地南口)を移管した上で路線再編を行い、シルバー病院線、大橋循環線は廃止、是川団地線(支所回り)についても減便の上、八戸市内循環コミュニティバス「るるっぷ八戸」の運行ルートを一部変更して減便分をカバーする再編案が示されました。 八戸市営バスから南部バスへ移管されてから5年を迎え、移管路線のうち存続するのは2路線のみとなり、大きな転換期を迎えました。 |
◆移管路線一覧表 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆八戸市営バス→南部バスへの路線移管に関するリンク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆2010年4月1日ダイヤ改正による移管路線の再編案 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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