懐かしの軽米高速線アルバム

南部バスの八戸駅〜日赤病院〜軽米病院間を八戸自動車道経由で結ぶ軽米高速線。
2006年9月までは一般路線バス車両で高速道路を運行していましたが、乗客のシートベルト義務化に伴い一般路線バス車両での運行ができなくなり、小型マイクロバスに変更、さらにクローズド・ドア方式により八戸市内のみ、軽米町内のみの乗降不可、運賃支払いも後払いから前払い方式に変更され現在に至っています。
管理人は、偶然にも2004年8月に一般路線バス車両が使用されていた時に軽米高速線に乗車したことがありましたが、これまで写真を公開することなく仕舞い込んでいました。
このまま写真を仕舞い込んでいても勿体ないと考え、あるきっかけからアルバムとして公開することにしました。
八戸駅から乗車し、軽米病院へ到着するまでの車窓をご紹介しますので、是非乗車した気分に浸りながらご覧頂ければ幸いです。

八戸駅にて軽米高速線の到着を待っていたら、やってきた車両は元京浜急行の中古車キュービックでした。
なぜか方向幕は回送表示ではなく、貸切でした。
出発時刻が近づくと方向幕を「軽米⇔八戸駅(日赤病院)」に変更していました。
元都営バスの中古車である八食センター100円バスと元京浜急行の中古車の軽米高速線が並びました。 八戸駅を出発したバスは田面木方面に向けて走り、一路日赤病院へ向かいます。
馬淵川を渡る橋の上から日赤病院が見えてきました。
当時はまだ病棟の新築工事が始まったばかりでした。
日赤病院に停車すると車内は高齢者の通院客がたくさん乗り込んできました。
日赤病院から大勢の乗客を乗せたバスは国道104号へ向かいます。 国道104号を馬場頭交差点方向に進みますが、八戸インターから八戸自動車道へ入るため、松園町交差点で右折します。
八戸インターから、いよいよ高速道路へ入ります! 八戸インターに入る頃から運賃表示器には、早くも軽米町内に入って最初のバス停である八幡宮前までの運賃が表示されていました。
八戸インターバス停を通過して、バスは八戸料金所の一般レーンから高速道路へ入ります。 一般路線バス車両で高速道路へ入る瞬間が、なんとも感動的というか不思議な感覚でした。
八戸自動車道に入っても高速道路を走る車はまばらで対向車も来ませんでした。 緑の木々がうっそうと生い茂る景色を見ながら軽米に向けて進んでいきます。
高速道路を走ってまもなくすて、軽米インターの出口表示が見えてきました。 軽米インターを出口方向へ進んでいきます。
軽米インター出口で高速道路とお別れです。
短い間でしたが、初のキュービックでの高速道路走行体験ができました。
軽米料金所も一般車レーンを通過していきました。
一般道を走ると先ほどまでの走りが嘘のように静かなエンジン音になりました。 軽米中町付近で岩手県北バスとすれ違いました。
こちらも懐かしい日野RB638ですね。
いよいよ軽米病院終点が近づいてきました。
運賃は八戸駅から1110円です。
無事に軽米病院へ到着し、最後の乗客も降りていきます。
岩手県北バス、JRバス東北、南部バスの共用バス停ですが、バス停標識は岩手県北バスが管理しています。 軽米までのご乗車ありがとうございました。

TOPへもどる