国土交通省公共交通活性化プログラム
南浜・美保野地区実験運行バスの概要

「八戸市における持続性の高い地域交通実現のための再編モデル実証実験」として、
平成19年1月15日から2月5日まで八戸市南浜・美保野地区において、国土交通省
公共交通活性化プログラムの一環として東北運輸局主宰の実験事業が行われました。
この実証実験は、平成18年度に八戸市で検討が行われた「生活交通再編計画検討委
員会」での検討結果を受けて行われたものです。
また、平成18年度から八戸市で推し進めている環境行動計画モデル事業(ESTモデル事
業)
のうち、「公共交通体系の再編・再構築」の1事業として行われているものです。

実験運行の様子(バス停)
短大前のバス停標識に実験運行の概要と路線図、時刻表が掲示されていました。
各バス停ごとに時刻表も分かりやすく掲示されたバス停発時刻が太文字で、網かけしてあり、見やすくなる工夫
がされている点は好ましい印象を受けました。
八戸大学構内のバス停にも概要が貼付されて
いました。
八戸大学〜短大前間に設けられた臨時バス停
の「折場沢」です。住民ニーズを受けて設置され
たそうです。
市営バスの標識を仮設して、紙で「折場沢」と貼
ってありました。
標識の裏側を見ると、「白浜海水浴場前」と書い
てあるので、これは「ワンコインバスうみねこ号」の
標識を使用したようです。
これまで路線バスが乗り入れていなかった美保
野病院にも実験バスは乗り入れることになりま
した。
病院の玄関口に「美保野病院前」とバス停が設
置されていました。
ちなみに、こちらは裏面が「水産科学館前」と
なっていました。
実験バスは、市営バス旭ヶ丘営業所構内にも
乗り入れるとのことです。
実験運行の様子(バス運行編)
実験運行に使われているバスは、光星学院
スクールバスでも新車のエアロミディでした。
バスの前面右上に実験運行バスの表示が掲
出されていましたが、ちょうどスモーク部分に
かかっていて文字が読みにくい状態です。
実験運行バスは市営の旭ヶ丘営業所構内にもちゃん
と乗り入れます。国道45号から営業所内に進入して
いきます。
路線バスと同じように営業所内を周回するコースを
辿っていきます。
営業所内を周回してから、待合所方向へやってきます。 待合室手前で降車扱いをするのも、路線バスと同じ
ですね。
待合室前にて乗車扱いします。
この日は旭ヶ丘営業所からも1名乗車がありました。
5名ほどの乗客を乗せて美保野・法師浜方面へ
発車していきました。

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