青森県三沢市では、2010年11月8日から三沢市コミュニティバスの実証運行を開始しました。 三沢市コミュニティバスは、2010年3月に策定された「三沢市地域公共交通総合連携計画」及び「三沢市地域公共交通活性化・再生総合事業計画」に基づき実施されるものです。 三沢市の路線バスは十和田観光電鉄によって運行されており、今回の実証運行についても十和田観光電鉄が三沢市地域公共交通会議(三沢市)から運行委託され、下記の期間中に実証運行を行った上で本格運行に向けた各種調査と評価を行い、2012年度に課題の整理や計画の見直しを行う予定となっています。 なお、運行計画の詳細等については、三沢市地域公共交通会議のホームページをご覧ください。 |
◆関連リンク:三沢市地域公共交通会議 |
三沢空港はこれまで空港連絡バスぐらいしか乗り入れていませんでしたが、三沢市コミュニティバスでは乗り継ぎ拠点として乗り入れるようになりました。 | 北浜木崎野線の追舘行きの十鉄エルガミオが到着していました。方向幕には三沢空港の行先幕がないため、空港と紙で書かれた行先が掲示されていました。 | |
三沢空港のバス停には空港連絡バス用のものが変わらず使用されています。 新たにバス停に新しい情報端末が設置されました。 |
バス通過おしらせボックス・あしあとランプという情報提供システムが導入されました。このシステムはバスが通過したことをランプでお知らせする簡易型システムです。 | |
三沢空港は北浜木崎野線と岡三沢線との乗り継ぎ拠点になっており、北浜方面から三沢駅方面への乗り継ぎができるようになっています。 | あしあとランプの表示器を左側から見た様子。 | |
あしあとランプの表示器を正面から見た様子。 北浜行きのバスが発車済みであることを告げる「あしあとランプ」が表示されています。バスが発車した10分後に表示が消えます。 |
あしあとランプの表示器を右側から見た様子。 このシステムはグッドデザイン賞を受賞したため、Gマークが入っていました。 |
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あしあとランプのバス側の送信機です。特定小電力なので基地局免許が不要ですが、電波の飛ぶ距離が短いため、バス停近くで乗務員がボタンを押して表示器へ情報を送信します。 | あしあとランプの乗務員操作盤です。あしあと送信を押すと表示器にあしあとランプが表示されます。メッセージ送信を行うこともでき、バスの到着状況等も伝えることができるようです。 | |
市役所前は1〜4番の乗り場番号が付けられ、乗り継ぎ拠点として分かりやすさに配慮されています。 | 市役所前を通過する三沢空港行きのエルガミオ。 |