南部バス八戸市内線大幅改正に向けて

路線廃止が発表されている聖ウルスラ学院線、岬台団地線、
八戸駅線(司法センター・根城大橋経由)、羽井内線について見てきました。

聖ウルスラ学院線(八戸駅系統除く)
聖ウルスラ学院線は、八戸駅・八戸駅NT経由・小中野バスセンター・岬台団地〜聖ウルスラ学院前の2系統が運行して
います。今回廃止予定となっているのは八戸駅・八戸駅NT経由を除くもので、平日で中心街→聖ウルスラ学院前行きで
1日12本運行されているものが廃止されます。
このうち、聖ウルスラ学院前発中心街方面行きは、大部分が岬台団地行きとして運行されていることから、今回の路線廃
止が岬台団地線とセットになったものと推測しています。
なお、聖ウルスラ学院線は八戸市営バス高専線と競合路線であることから、南部バスが廃止したとしても足がなくなる心
配はありませんが、本数が減少することにより利便性低下は避けられません。
六日町付近を走るCJMの聖ウルスラ学院前行き 聖ウルスラ学院前にて八戸市営バスと並ぶが、
バス停は別々のまま
折り返し岬台団地行きとなるものが多い 大型側面表示は見やすいレイアウト
岬台団地線
岬台団地線は平成14年12月1日ダイヤ改正から新設された路線です。
折しも東北新幹線八戸駅開業とともに誕生したことになります。
八戸営業所・八戸駅・聖ウルスラ学院〜岬台団地の3系統で運行しています。
また、平成16年7月1日改正からピアドゥ・ラピア経由の系統が新設され、現在の運行形態になりました。
それまで八戸市営バスの単独運行だった岬台団地線に南部バスが乗り入れたことにより競合状態となりました。
なお、八戸市営バスは平成15年4月1日改正から南部バス単独運行だった田面木・日赤病院経由八戸駅線に乗り入れ
ていますが、これは岬台団地線に参入したことの対抗策と思われます。
今回の廃止により、東北新幹線開業時に新設された路線のうち、新幹線シャトルバスに次いで2路線目の廃止となります。
ピアドゥ・ラピア経由は今回のダイヤ改正により、新しく岬台団地〜ピアドゥ経由ラピア行きとして生まれ変わります。
岬台団地から発車する八戸営業所行き 八戸営業所発ピアドゥ・ラピア経由岬台団地行き
岬台団地発ピアドゥ・ラピア経由八戸営業所行きは、
岬台団地〜栄町間では本八戸駅行きと表示する
ピアドゥ・ラピア経由本八戸駅行きの系統は、八戸
市営バスが運行していないため利用者が多い
岬台団地発八戸駅行きは中心街を経由して、市内線でも
長距離となる系統の1つ
岬台団地北口付近の転回場で出発時間まで待機
八戸駅線(小中野バスセンター〜司法センター・根城大橋経由〜八戸駅)
小中野バスセンターから平日朝1本のみ運行 南部バスで根城大橋を通る貴重な系統が消える
羽井内線
五戸営業所での廃止路線の1つ

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