八戸なラッピングバスの変遷

ラッピングバスは、バス事業者の広告収入増を図るために東京都交通局から始まったものでしたが、
今では全国各地に広がっています。
八戸でもラッピングバスが登場していますが、他の地域と少々事情が異なり全面ラッピングを施した
ものまで登場してますが、台数的にはそれほど多いものではありません。
まだ数が少ないラッピングバスですが、今後は少しずつ増えていくものと思われます。
ここ3・4年ほどに登場したラッピングバスをご紹介しようと本ページを設けました。
八戸でのラッピングバス第1号ともいえるのが、八戸市営バス
に登場した国体のPR用ラッピングバスです。
この時はバスの運転台部分はラッピングされず、市営バスで
あることが正面から見た時に分かるようになっていました。
(撮影:2002年10月)
東北新幹線八戸開業と同時に運行開始となった八食センター
100円バスとなった南部バスの富士6E。
このバスの登場が運転台部分も含めてラッピングされるフル
ラッピングの1号車となりました。
(撮影:2002年12月)
新幹線ターミナル駅となった八戸市内を巡る観光客の足の利便
を図る目的で運行開始となった「るるっぷ八戸」のおんで号。
このバスもオレンジ色に大きな8をあしらったデザインを付けて
登場したフルラッピングとなりました。
(撮影:2003年7月)
オレンジ色のおんで号に対して、緑色のバスは「やぁんせ号」と
名付けられました。
2台で「やわたうまコース」、「じょうもんコース」を8の字運転する
ようになりましたが、利用者数が低迷し、2005年10月から新しい
運行コースにリニューアルされました。
(撮影:2003年7月)
2002年12月1日に登場した八食100円バス専用車として使われ
ていた車両は中型車であったため、観光シーズンの混雑時に積
み残しを出してしまうことがあったことから、大型の一般車による
運行が頻繁に行われていました。
このため、中心街行きの八食200円以下バス運行開始時に合わ
せて、若干前面の塗装が一部変更(100円バスと書かれた部分
に青いシールで200円以下バスと書かれたシールを貼り付け)さ
れ、200円以下バス専用車としてマイナーチェンジしました。
(撮影:2004年7月)
上記にも書きましたが、旺盛な利用があった八戸駅〜八食セン
ター間の100円バスは、200円以下バス運行開始に合わせ大型
車に切り替えられました。
こちらのバスもフルラッピングとして登場しました。
(撮影:2004年7月)
人権啓発事業の一環として登場したラッピングバスもフルラッピン
グとして登場しました。
バンパーも含めて南部バスと分からないようなデザインとなってお
り、行き先を注意深く見ないと分からないような感じです。
(撮影:2004年10月)
八戸市営バスには車体側面の窓から下部分1/3ほどの面積をラッ
ピング広告を貼り付けて走っているバスが多くあります。
青森県立美術館オープン記念として行われた「シャガール展」に合
わせて、青森市交通部、弘南バスと合わせて県内3都市でPR用の
ラッピングバスが登場し、注目を集めました。
(撮影:2006年7月)
ついにパチンコ業界がラッピングバスに登場しました。
南類家にあるネバーランドが出したフルラッピングバスは、イメージ
キャラクターが全面に描かれ、かつ車体色がオレンジということで、
街の中で見た時には「るるっぷ八戸」の「おんで号」と見間違えてし
まうような感じとなりました。
その後、バンパーに南部バス、側面行き先LED部分にも南部バスと
表示を入れ、誤乗防止の対策を図ったようです。
(撮影:2006年7月)
ネバーランドに続いて、六日町にあるコンサートホールのラッピング
バスも登場しましたが、こちらはネバーランドよりさらに大胆な真っ赤
な地色と窓にまでラッピングシールが貼られてるものとなりました。
車両もこれまでキュービック主体だったものが初めてエルガミオがラ
ッピングされたことで注目を集めました。
(撮影:2006年11月)
ネバーランドのラッピングバス2台目は、コンサートホールと同様にエ
ルガミオとなりましたが、デザイン自体はキュービックと変わっていま
せん。
(撮影:2006年11月)

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