新郷村営バス写真館

新郷村の村営バスについては、インターネット上にも情報が少なく、これまで私自身も分からないままになっていました。
もともと南部バスが路線バスを運行していましたが、赤字のため路線を廃止し、その代替バスとして村営バスが運行を開始したということ、運賃は無料で運行していること等ぐらいの情報しか分かっていませんでした。
運賃が無料ということは路線バスに該当しませんので、当然ながら白ナンバーで運行することができます。要するに自家用車と一緒の扱いになるわけです。
しかし、下記のデーリー東北新聞社に掲載された記事を見る限り、直営でありながら運行自体は業務委託しているようです。車両は村所有のものであり、運転手は村の職員(公務員)ではなく、民間への委託となっているようです。
今回はそういった謎を少しでも解いてみようと思い、新郷村の村営バスの車庫となっている村役場へ行ってみました。
2009年度町村予算を見る 新郷村 2中学校のパソコン更新(2009/03/21:デーリー東北新聞社)
▽一層の財政健全化▽元気のある農林業育成と有機農業推進▽少子化に対応した教育施設、設備充実▽ぬくもりのある福祉推進―などを基本方針に、新規事業を極力抑えた緊縮型予算編成となった。
中学校パソコン機器等購入費に一千十五万円を盛った。六月ごろをめどに、従来機より性能の高いデスクトップ型四十三台を二校に導入する。
冬の農業産地拡大施設整備事業三百六十八万円は、ホウレンソウを栽培するパイプハウス十棟などを整備する村内農家に補助する。畜産経営安定支援事業補助金三百六十万円は、農家が牛ふんを堆肥(たいひ)化するための処理料に対する助成に充てる。
防火水槽新設工事費に九百五十万円を計上。林野火災に備え、約四十立方メートルの水槽を村内二カ所に今秋をめどに整備する。洪水災害防止に向け、三百万円を投じて初めて洪水ハザードマップを作製、年内に毎戸配布する。
高齢者の生きがい対策、活力ある地域づくりに向けた「きのこの里づくり」を目指す頑張る地方応援推進費は九百万円。事業最終年度を迎え、原木一万五千本や植菌用ドリルなどを購入する。
村営バス「みずばしょう」など路線バス運行業務委託料は、前年度並みの一千四百七十二万円。


 ※一般会計 23億3350万円
 ※前年度当初比 3・3%減
中ノ平の村営バス時刻表です。
診療所を経由する便が多いことが分かります。
朝の通学時間帯、9時台の通院時間帯、午後の通学帰りと通院帰りを目的とした運行ダイヤとなっているようです。
日祝日は全便運休となります。
村営バスは南部バスの停留所を間借りしている場所が多いようです。緑色のテープで貼られている部分が村営バスの時刻表が貼られている場所です 南部バスの終点となっている金ヶ沢バス停です。
とても終点という感じはせず、途中停留所の雰囲気しかありませんでした。
村営バスは村役場前からターミナル機能と車庫機能を兼ね備えた場所となっています。
バス停表示板もかなり古そうな感じですね。
新郷村役場の建物前にバス停留所が2ヶ所あります。その前に村営バスの車両が2台止められていました。
村営バスの専用車は、トヨタコースターで2台使用されているようです。 側面には「みずばしょう」の愛称とともに1号車、2号車と書かれていました。
日野セレガの中型車も車庫内に止められてありました。こちらも村営バスとして使われているようですが、元は村営バス用ではなく、新郷村の業務用として使われていた車両っぽい感じがします。 患者輸送バスには日産シビリアンが使用されているようです。
こちらはスクールバス用の三菱ローザですが、かなり年式の古い車両ですね。 こちらもスクールバスとして使用されているようです。
こちらもスクールバスで使われているものかもしれません。 古いワゴンもスクールバスとして使用されているようです。

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