シンタクン出発式レポート
2010年7月30日から八戸駅東口1番バス乗り場から中心街行きの深夜乗合タクシー「シンタクン」の運行が開始されました。
これまで東北新幹線の最終列車に乗って八戸駅に到着しても最終バス、八戸線最終列車共に発車した後であり、中心街へのアクセスはタクシーしかありませんでした。
タクシーを利用すると八戸駅から中心街まで約2,000円ほどかかり、以前から最終新幹線に接続する路線バスの運行が要望されていました。
しかし、深夜のバス運行はバス事業者は採算が合わないことから敬遠され、これまでバスが運行されることもありませんでした。
そこで八戸市地域公共交通会議が八戸市タクシー協会と協議し、乗合タクシーを1年間試験運行することで合意し、このたび「シンタクン」の愛称が付けられた乗合タクシーが運行される運びとなりました。
運行開始初日は八戸駅東口1番乗り場で出発式のセレモニーが行われましたので、初乗車を兼ねて出発式の様子を見てきました。
  
八戸駅から中心街行きのバスは1番乗り場から出発しますが、シンタクンの乗り場も1番乗り場となります。 八戸駅線(八戸駅〜中心街)の最終バスは22:25発旭ヶ丘営業所行きですが、はやて31号に接続するのみで最終はやて33号には接続するバスはありません。
 
八戸市営バスが22:25発、南部バスは22:10発が最終となります。 1番乗り場の路線案内の右上にシンタクンのシールが貼付されていました。
 
八戸駅線のポケット時刻表の他に、新たにシンタクンのチラシもボックス内に入っています。持ち帰りできるチラシはPRには有効的ですね。 バス停上屋にはシンタクン乗り場の看板も設置されました。
 
八戸駅東口に出てくるとシンタクンの乗り場を示す立て看板がありましたが、これは毎日出されるのでしょうか? 深夜にも係わらず、駅前には大勢の人たちが集まって、何やら怪しいムードが(^_^;)
 
八戸タクシーのジャンボタクシー ポストタクシーのジャンボタクシー
 
三八五交通のジャンボタクシー 県南タクシーのジャンボタクシー
乗合タクシーは乗車前に降車停留所を伝えて料金を支払うと領収書が発行されます。
新幹線接続乗合タクシーが正しい名称みたいです。
市の中の人の名刺にもシンタクンをPRする広告が入っていました。かなりPRに力を入れている様子です。
こちらは乗車記念のプレゼントみたいです。 関係者が多く集まるバス乗り場とは対照的に閑散とした八戸駅東口タクシー乗り場。バス乗り場に入れない一般車の違法駐車車両がタクシー乗り場に入っていました。
バス乗り場は式典があるので、一般車立ち入り禁止のため、警備員が出ていましたので、こちらに流れてきたようです。

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