八戸三社大祭でのバス迂回運行の様子 2011

2011年の八戸三社大祭は、同年3月11日に発生した東日本大震災の影響で開催が危ぶまれましたが、2011年は震災復興をテーマに
7/31の前夜祭から8/4の後夜祭まで行われ賑わいました。関係者の発表によると期間中の入込客数は97万5千人で過去10年で2番目
となり、震災の影響による入込客数の落ち込みが懸念されていたのを払拭するだけの記録的な賑わいになったそうです。
観光復興を目指す八戸市にとって、今年の三社大祭は大きな弾みになったように思います。
さて、八戸三社大祭の開催により中心街周辺は毎年大規模な交通規制が行われ、郊外から中心街を経由し、郊外へ向かう八戸の路線
バスは迂回運行や臨時停留所を設けての折り返し運行に切り替える等で対応しています。
今回は8/1「お通り」での臨時停留所と迂回運行の様子を調査してきました。
期間中の運行情報について各バス事業者の公式サイトで発表されていたPDFを参考資料として残しておきます。
八戸市営バス臨時停留所位置図(2011年)
南部バス三社大祭による運休区間(2011年)
るるっぷ八戸三社大祭期間時刻表(2011年)
高速バス三社大祭期間臨時停留所(2011年)
十和田観光電鉄迂回運行(2011年) 

◆ラピア→中心街方面行きバス
F4ピアドゥ経由八戸営業所行きは、本八戸駅で運転を打ち切ります。南部バスでも車内に終点の行先表示を掲示するようになりましたが、一部のバスだけのようです。 LED文字が読めなくなっていますが、ウルスラ学院行きです。こちらは下大工町で運転を打ち切ります。八戸市営バスはいつもの手書き行先表示を掲示しており、バックミラーにダイヤ、所属営業所を表記している姿は昔と変わりません。
◆臨時 下大工町 停留所
鮫、岬台団地、バイパスまわり旭ヶ丘営業所方面からバスは臨時下大工町が終点となりました。 市営バス職員が臨時停留所にいて、案内対応に追われていました。
◆臨時 中心街ターミナル(八日町) 停留所
鮫、岬台団地、バイパスまわり旭ヶ丘営業所方面は臨時中心街ターミナル(八日町)から発車しました。 臨時八日町の下は三日町の表記が残っていたのでしょうか?
◆臨時 十八日町 停留所
南部バスのラピア行きと階上庁舎行き2本だけが使用する臨時十八日町停留所がありました。 たった2本だけでも臨時停留所を設けるのですね。
◆臨時 東高校通 停留所
吹上方面の折返しは、臨時東高校通停留所から運行されました。 行った時には南部バスの松館まわり階上庁舎行きが出発を待っていました。


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