るるっぷ八戸写真館2
〜路線リニューアル後〜

平成15年7月1日から運行開始となった「るるっぷ八戸」。
東北新幹線八戸開業を迎え、八戸駅から市内の観光アクセスの利便性向上を図る目的で
導入された新しい市内循環バスとなりました。
しかし、運行開始当初から利用者数が当初の予想を下回る苦戦を続ける状態でした。
今年の6月30日付けで運行から2年を迎え、行政からの運行費用負担もなくなりましたが、
バス事業者の努力の甲斐あって、7月以降も9月末まで当初通り運行を継続していました。
その間にバス事業者の緻密な利用者ニーズや市場調査を経て、新たに八戸市民のための
市内循環バスとしてリニューアルされ、10月1日から新しいルートで運行開始となったのでした。
利用目的・対象を観光客の足の確保から市民の生活の足としてへ変えたのが、
今回の変更の大きな特徴と言えます。

るるっぷ八戸の運行ルート、時刻表は南部バス公式サイトでご確認ください。
以前のるるっぷ写真館は、こちらへ。
オレンジ色の「おんで号」緑色の「やぁんせ号」をうまく右回り左回りとルートを変えて運行することで、
利用者に色別で一目でどちら回りのルートか分かるようにしたのが特徴的です。
車体の色に合わせたカラー方向幕を採用し、行先を見ただけでも右回り左回りがすぐに分かるように
なりました。大きな側面方向幕にも矢印を右回り左回りをうまく使い分けて、経由地が一目で分かるよ
うになっています。
車両の後部にも、運賃が200円均一から130円〜200円
まで距離制に変更したことをうまく表現するマークを採
用してます。
左回りは、南部バス八戸営業所構内での乗務員
交代を見ることができます。
今回から130円〜200円までの距離制運賃に移行したため、整理券が必要となりました。
このため、中扉には整理券発行機が付けられ、ステップ部分にも大きく「整理券をお取り下さい」と
書かれています。
是川団地には片側にるるっぷ八戸のバス停がありましたが、今回から左回りもルートが追加されている
ため、両方向にバス停が設置されるようになりました。
写真のバス停は左回りのものです。市営バスや支所前経由中心街方面行きと乗り間違えないように、
「るるっぷ専用」と書かれています。

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